仕事の仕方

【サラリーマンvsフリーランス】果たしてどちらを選択すべき?

フリピヨくん
フリピヨくん
サラリーマンとフリーランスのどっちが向いてるのかな?

フリスタ
フリスタ
確かに気になるところだよね。それぞれの特徴を説明していくね。

こちらの記事をご覧の方は「今はサラリーマンだけれども、少なからずフリーランスに興味がある」という方が多いのではないでしょうか。

今回はそんな方のために、フリーランス・サラリーマンそれぞれにおける、『魅力』や『大変なところ』などを説明していきたいと思います。

先に断っておくと「サラリーマンとフリーランスのどちらが正解」というものはありません。

一人ひとりの事情にあわせて「自分はどんな働き方をしたいか」を改めて考えて頂くことが、本記事の意図するところです。

それでは参りましょう。

Contents

サラリーマンとフリーランスは、どっちが稼げる?

おそらくは、多くの方が気になっているお金の事情。実際問題としては「その人次第」ではあります。

…が、恐らくは期待していない答えでしょう。以下の項目を参考にして、ご自身がどちらに当てはまっているか、確認してみてはいかがでしょうか。

会社員でいる方が稼げる場合

今の給与がそもそも高い

サラリーマンも同じですが、フリーランスで稼ぐことも簡単ではありません。となると、現状それなりの給料をもらっている会社員の方が、フリーランスに転向すると、収入が下がってしまう可能性は十分にあります。

ちなみにクラウドソーシングサービス大手のLancers(2005)によると、フリーランスの平均年収は以下との調査報告があります。

20~30代はすきま時間を利用した副業フリーランスが多く、全体に占める割合も低くなっています。30代でも10%、20代にいたっては、わずか1%程度です。従ってフリーランスで稼ぐ収入は高くても200万円以下といったところです。

平均年収から見ても300~400万円程度が中核となっています。専業フリーランスの中心は50代(38.3%)、40代(36.3%)です。

そこが知りたい!フリーランスの平均年収はどれくらい?(ランサーズ)

『40代・50代のフリーランスの平均年収が、300~400万円』という事実を、「余裕だな」と感じましたか?それとも「やはり厳しそうだな」と感じましたか?

その捉え方によって「自分はどちらの方が稼げるのか」を判断するのも良いかもしれません。

フリーランスになった方が稼げる人

サラリーマンの今の給料が低すぎる

こちらは、先ほどサラリーマンの部分で説明した通りです。個人の能力を抜きにして、単純に年収だけの視点で見た場合。

例えば「今の年収が240万円」という方であれば、フリーランスになった方が稼げる可能性は大きいです。

単純に年収240万円を12で割ると、ひと20万円ほど稼げばその額を超えることになります。

例えばクラウドソーシングサービス(※)には、在宅での事務作業で時給1000円という案件も存在します。

(人によって多い・少ないの感じ方はありますが)つまりは200時間働けば、その額に到達します。

現実的には何ヶ月もすれば時給はUPしますので、職業を抜きにして『フリーランス』という立場にこだわれば、確実にそれくらいは稼げます。

※ネット上で、不特定多数の人に向けて仕事の依頼をするWebサービス

すでに『個人』としての価値を認められている

もしあなたが、いずれかの人に『〇〇社の自分』ではなく『個人の自分』として、価値を見出されているとします。その場合は、確実にフリーランスに転向した方が稼げます。

サラリーマンの場合、たとえインセンティブが付いたとしても、100%自分に入ってくるわけではありません。一方のフリーランスは、基本的に全てが自分の手元に入ってきます。金額の交渉も自分で行うことができます。

これらを言っておいてなんですが、稼ぐ人にはそれなりの理由があります。「どちらの方が稼げるか」よりも、「なぜ稼げる人は稼げるのか」を考えた方が、本質的であることは間違いありません。

サラリーマンとフリーランスのどちらが楽しい?

サラリーマンの魅力

資金力・組織力によって大きなことにチャレンジできる

大なり小なりありますが、会社は複数人のチームで成り立っています。

個人の力が高まっている時代とはいえ、現状では、一人で○兆円のビジネスを生み出すこと困難です。

例えばですがTOYOTAのように『工場に多くの人が集まってクルマを生産し、国内、そして海外でもクルマを販売する』なんてことは、チームプレーだからこそできること。

より大きなことにチャレンジしたい場合は、会社組織で挑んだ方が実現性は高いです。

会社の信用を使って、自分の存在感を何割増しにもできる

取材記者を例にとってみると分かりやすいかもしれません。

著名なビジネスパーソンに会いたいと思った時、

  • 「日本経済新聞社の〇〇です」

と申し出るのと

  • 「ライターの〇〇です」では、

どちらが実際にコンタクトできる確率が高いでしょうか。

名の知れたフリーランスでない限りは、確実に答えは会社としての自分でしょう。会社の信用を借りて、個人としての自分以上の仕事ができる点は、会社で働く大きな魅力です。

勉強している時間も給料が発生する(=経験が浅い人には絶好の環境)

一般的なフリーランスの場合、基本的には納品物そのものに対して報酬が支払われます。それ以外のプロセスには報酬が発生しません。

デザイナーの例で言えば

  • Illstratorの参考書を見ながら、50時間かかって何とか完成したチラシ

  • 1時間でサクっと完成させたチラシ

は中身が同じであれば報酬も同じです。

確かに、会社員もフリーランスも、学習そのものは未来への投資になっていることに違いはありません。ですがその過程にも、しっかりとお金が発生しているサラリーマンの環境はとても恵まれています。

フリーランスの魅力

個人で仕事のボリュームを調整できる

会社で働いていると

  • 「今月はあまり働きたくないから仕事は週3で抑えます」とか
  • 「今ちょっとやる気一杯なので、来月は100時間残業して働きます」

なんて調整が、(できなくはないですが)気軽にできるものではありません。

一方のフリーランスは、良くも悪くも収入・労働時間などが固定されていないので、仕事量に限らずあらゆるものが自分次第で調整が可能です。

これは筆者の個人的な意見ですが、実際にはせずとも「休みたくなったら別に休めばいいや」と思えることが、精神的な安定に繋がっています。

働く場所、相手を自分で選びやすい

フリーランスの場合、「どんな仕事をするのか」「誰と働くのか」を決めるのは全て自分です。

特に今は、インターネット環境とPCさえあればできる仕事が増えていて、選択の自由度が高まっています。そういった仕事の場合、なおさら「ちょっと移動したいな」と思ったら気軽に住む場所を変えることができます。

飽きっぽい人には相性が良い働き方と言えるでしょう。

成果が全て自分に還元される

エージェントを使った場合などの例外はありますが、基本は報酬の100%が自分の取り分です。

また収入に上限がないため、努力の分だけ収入も増えていきます。

それなりの収入でラクに生活したい人だけでなく、「ガッツリ稼ぎたい」という意欲に燃えた方にもピッタリな環境です。

サラリーマンとフリーランスのどちらが大変?

サラリーマンの大変なところ

部署移動・転勤がある

最近でこそ問題視されるようになりましたが、サラリーマンの方だとどうしても、会社都合による転勤や部署移動を求められる可能性があります。

断れば済む話かもしれません。ですが現実問題として、会社によっては、自らの立場が悪くなる人もいるでしょう。

フリーランスにはそもそも転勤や部署移動の概念がありません。

比較的に見れば、その点はサラリーマンという働き方での大変な面ではあります。

働く時間・曜日が決まっている

こちらも最近はフレックス制度を導入する企業が増えてきました。ですがそれでも個人で好きにズラせる時間は、1日の中のせいぜい数時間です。

また仮にフレックスにしても、一度「何時〜何時まで」と決めたら、多くの場合、それ以後は、ずっとその時間で働くことになります。

「今日は11時から」とか、今週は「土曜日に働く」みたいな、一時の気分によるフレックスができません。それが苦にならなければ良いですが、人によってはストレスに感じるポイントです。

フリーランスの大変なところ

給料が安定しない

仮に毎月固定額がもらえる案件を請け負ったとしても、サラリーマンの方とは事情が異なります。

なぜならフリーランスの場合、誰しも「来月で契約を終わりにしたい」と言われる可能性があるからです。

現実的には報酬に見合った価値・結果を提供し続けていれば、そんな事態にはなりませんが、「いつ何時も、仕事を失う可能性がある」という緊張感があります。

業務をこなしながら、仕事も見つけなければならない

フリーランスの場合、「引退まで契約」なんて案件は中々ないでしょう。遅かれ早かれ、何かしら契約期間があります。

1つの契約が終了し、その次の契約が決まってないとどうなるか。言うまでもなく、収入が途絶えてしまうことになります。

もちろん世のフリーランス達は、無収入状態にはならぬよう、何かしらの手段で新しい仕事を見つけてきます。ですが、今契約しているお客様の実務をこなしつつ、新しい仕事を見つけるのは、精神的にも肉体的にも中々ハードです。

1年・1月・1日と、契約期間が短ければ短いほど、その負担量も大きくなります。

サラリーマンの方に置き換えれば、月曜から金曜までバリバリ働きながら転職活動をこなすようなものです。

自分はサラリーマン向き?フリーランス向き?

ここまで見てきて、皆さんは「サラリーマン・フリーランスのどちらが向いてそう」と感じたでしょうか?向き不向きは少なからずあるでしょう。

ただ一つ言えることは、いずれもラクな道ではありません。

となると「何だか自由そうだからフリーランスになりたい」という考えは、非常に危険です。

実際問題、サラリーマンでうまくいかなかった人は何かしらの原因があります。

仮にその原因がフリーランスになったときに影響しない原因であれば、問題ありません。

ですが、とても簡単な例として『締切期限を守れない』という問題があって、サラリーマン時代の評価が低かったとします。

こういう方が、フリーランスになっても成功することはありません。当たり前ですが、締切はフリーランスでもサラリーマンでも大事だからです。

やはり、表面的な魅力に踊らされて、サラリーマンかフリーランスかを選ぶのは避けた方が良いと言えるでしょう。

どちらか一択だけが全てではない

サラリーマンをしながら、副業としてフリーランスをするのも一つの手です。

『会社員としての安定・信用』、そして『フリーランスの自由度』それぞれの、良いとこ取りができます。もしかするとこれが、最も賢い選択なのかもしれません。

事実、最近ではそういった人たちの活躍ぶりが目立つようになってきています。

例えば、

ゾゾタウンで有名なZOZO社の田端信太郎氏

同社でサラリーマンとして働きながら、一方では、いちビジネスパーソンとして、オンラインサロンの『田端大学』を運営しています。

出版社の幻冬舎で働く、箕輪厚介氏

箕輪氏は幻冬舎の社員として、堀江貴文氏の『多動力』、落合陽一氏の『日本再興戦略』など、数々のヒット本を生み出している、名編集者として有名です。そのかたわらで、情報番組のスッキリに出演したり、別会社の取締役に就任したりと、多方面で活躍されています。

ここまでとはいかなくとも、要するに会社で働きながらでも、会社以外での『やりたいこと』もできるということです。

筆者が思う、サラリーマンからフリーランスになるまでに準備しておけばよかったこと(しておいてよかったこと)

以下は筆者自身が感じたことです。

  • 最低でも数ヶ月は生活できる貯金
  • 税金に関する学習
  • いまのうちから時間意識を持って業務に取り組む
  • 何か一つ「これ」と言ったスキルを持っておく
  • 一社(人)は、対個人として契約できる(であろう)相手を持っておく

それぞれ見ていきましょう。

最低でも数ヶ月は生活できる貯金

慣れていない分、フリーランス開始当初は思うように稼げないことがあります。ただそれだけが、事前に貯金をしておくべき理由ではありません。

仮にひと月で100万円を稼いだとしても、その報酬の振込が『翌月末』になることが多いです。場合によっては『翌々月末』なんてことも。

一方で家賃や生活費は、毎月コンスタントに減っていきます。となると、支出のタイミングが合わず、赤字になってしまう可能性も。

そんな計算に頭を悩ますのも何ですので、『最低で2ヶ月分くらいの貯金』は、蓄えておいて損はありません。

税金に関する学習

会社で働いていると、人事担当の方が年末調整でうまくやってくれますが、フリーランスの場合は自分で確定申告をしなければなりません。

たとえ税理士さんに丸投げするにしても、最低限の経理・税金の知識は持っておくべきです。ちょっとした知識があるだけで、必要以上の税金を払わずに済みます。

ぜひ今の内から勉強しておきましょう。ひとまず、以下の一冊を読んでおくだけでも、全然違います。

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。

いまのうちから時間意識を持って業務に取り組む

先ほども述べたことではありますが、フリーランスは基本、納品物に対して報酬が支払われます。

つまりは「いかに効率よく仕事を終わらせるか」が大事になってきます。

もちろん「サラリーマンの方は必要ない」というワケではないですが、フリーランスこそより『時間意識』を持っておかないと、自分の首を絞めることになります。

今のうちから、タスク一つひとつに「何時までに終わらす」といった、時間意識を持つクセをつけておきましょう。フリーランスになった時、確実に役に立ちます。

何か一つ「これ」と言ったスキルを持っておく

これは『自分自身のキャラを作る』、『ポジショニングをしっかりする』といった意味に近いかもしれません。

相手からすると、「なんでもできます(やります)」という人よりも「この分野の、こういったデザインが得意です」という人の方が、仕事を頼みやすいです。

何もめちゃくちゃ専門的なレベルまでいく必要はないので、「自分はこれ(例:Webデザイナー)だ!」と思い込める何かがあった方が、フリーでもうまくやっていけます。

一社(人)は、対個人として契約できる(であろう)相手を持っておく

全くのゼロから、新しいクラアントを開拓して稼いでいくことは可能です。ただ人間関係や収入の安定化などの面で、精神的な負担が大きくなります。

資金に余裕があって、「クラウドソーシングなどで、コツコツ長い時間をかけてやっていく」ことが可能な方は別です。そうでない限りは、何かしら独立直後から、お仕事を頂ける関係性があった方が無難です。それは心の安定剤的にもなります。

まとめ

冒頭でもお伝えした通り、サラリーマンとフリーランスのどちらが良いも悪いもありません。それぞれの魅力があり、大変な部分があります。あくまでも自分の実現したいキャリアプランや、自分にあった働き方を考えた上で、どちらかを選択することが大事。

そのためにはまず、客観的な目線で自分自身の心と向きあう必要があります。皆さんが実現したいキャリアや、働き方は一体どんなものですか?

フリピヨくん
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サラリーマンの良さとフリーランスの良さをいいとこどりしたい…

フリスタ
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自分がなりたい姿や働き方を考え、逆算で考えていこう!
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