会社員として働いている方は、セキュリティエンジニアとして、フリーランスになって活躍を目指している方もいるのではないでしょうか。
情報セキュリティの意識が高まっている現代において、セキュリティエンジニアには安定した需要があり、独立する機会が増えていると実感しています。
この記事では、セキュリティエンジニアがフリーランスになるための情報を仕事内容や案件情報からわかりやすく詳しく解説します。
フリーランスのセキュリティエンジニアの仕事内容
フリーランスのセキュリティエンジニアは、会社に雇用されるのではなくエージェントから紹介を受けたクライアントと業務委託契約を結び、個人としてセキュリティ系案件に参画するエンジニアのことを指します。
現在(2022年4月)、フリーランスエージェントサイトで募集している案件情報を見ていると、週5日から稼働する案件が9割を超えているのでフリーランスとして働く場合も会社員と同じような稼働日数となりそうです。
また、フリーランスには契約したクライアントに出社して作業する「常駐」と、自宅や自分のオフィスで作業する「リモートワーク・在宅」の2パターンがあり、現在(2022年4月)、は2020年からの環境の変化に伴い半数の案件が「リモートワーク・在宅」に該当するので地方の方でもフリーランスとして活躍する機会はありそうです。
想定年収 | 360〜1200万円 |
活動エリア | 東京都、神奈川県、大阪府、千葉県、兵庫県など |
求められるスキル | 「情報セキュリティマネジメント」「ネットワークインフラセキュリティ」「アプリケーションセキュリティ」「ファイアウォール」等 |
案件の探し方 | フリーランス専用エージェント |
将来性や需要 | セキュリティエンジニアはビックデータ、IoTなど通信が拡大されているため、求人・案件の需要が高まっています。 |
※セキュリティエンジニアの基本情報(2022年3月時点)
フリーランスのセキュリティエンジニアの単価・年収相場
現在(2022年4月)、フリーランスエージェントサイトで募集している案件情報を見ていると、エージェントによって差はあるものの高額単価を見込めるフリーランスの職種といえます。
エージェント名 | 詳細 | 最低単価 | 最高単価 |
---|---|---|---|
レバテックフリーランス | 詳しく見てみる | 40万円 | 110万円 |
Tech Stock | 詳しく見てみる | 50万円 | 160万円 |
フォスターフリーランス | 詳しく見てみる | 45万円 | 140万円 |
ITプロパートナーズ | 詳しく見てみる | 40万円 | 100万円 |
※エージェント毎の案件状況(2022年3月時点)
募集案件の内容を見てみると、経験1年以上のセキュリティエンジニアで50万円程度、経験2年以上のセキュリティエンジニアで80万円程度、経験3年以上のセキュリティエンジニアで英語対応など複数のスキルが掛け合わさっていると100万円程度の単価が基準になりそうです。
会社員のセキュリティエンジニア年収
参考として会社員の給与を求人ボックスの給料ナビで調べたところ、全体の給与幅としては373〜1,063万円と比較的広いため、勤務先や経験・求められるスキルによっても大きな差があると見受けられます。平均年収は約599万円です。(2022年4月に求人ボックス上で掲載されていた求人情報から算出した給料情報)日本の平均年収と比較すると高い傾向にあります。ちなみに、2021年6月時点では平均年収は約570万円でした。
フリーランスのセキュリティエンジニア年収
このサイト(https://freelance-start.com/jobs/job_category-6)を参考に
下記のことを伝えたい。
・フリーランスのセキュリティエンジニアエンジニアの単価幅
・フリーランスのセキュリティエンジニアエンジニアの想定年収
フリーランスと会社員の比較
年齢毎の年収も掲載されていたので、会社員とフリーランスを比較した場合に年齢ごとに年収にどのぐらいの差額があるか計算してみました。仮に、社会人3年目でフリーランスになると年収に364万円程度の差が出ることになるのでフリーランスになると決めている方は早めに準備をしたほうがよさそです。
分類 | 年収 20~24歳 |
年収 25~29歳 |
年収 30~34歳 |
年収 35~39歳 |
年収 40~39歳 |
---|---|---|---|---|---|
会社員 | 339万円 | 445万円 | 533万円 | 573万円 | 621万円 |
フリーランス | 703万円 | 703万円 | 703万円 | 703万円 | 703万円 |
差額 | 364万円 | 258万円 | 170万円 | 130万円 | 82万円 |
年齢別の年収の違い(2022年3月版)
セキュリティエンジニアの案件情報
各エージェント毎の案件の情報を調べてみました。エージェントによって差はあるものの、案件を選ばなければ豊富な案件がある業種と言えるでしょう。
エージェント名 | 詳細 | 案件数(件) |
---|---|---|
フリーランススタート | ー | 501件 |
フォスターフリーランス | 詳しく見てみる | 24件 |
Tech Stock | 詳しく見てみる | 22件 |
レバテックフリーランス | 詳しく見てみる | 20件 |
※エージェント毎の案件数(2022年3月時点)
地域別の案件情報
地域別に調べると、セキュリティーエンジニアは東京都の求人がほとんどなので地方での案件獲得は難しいという状況です。そのため求人・案件に参画するには東京都、神奈川県、大阪府あたりで活動することをお勧めします。
※フリーランススタート調べ/2022年03月
求人トレンド情報
求人トレンドは2021年1月から上昇傾向にあり、需要としては増加傾向です。
※フリーランススタート調べ/2022年03月
具体的な案件情報(高単価)
このサイト(https://freelance-start.com/jobs/job_category-6)を参考に
下記のことを伝えたい。
・高単価案件の案件内容
具体的な案件情報(低単価)
・低単価案件の案件内容
セキュリティエンジニアの案件獲得方法
現在何をやっているか
・未経験
→スクールに通う or 転職する
・経験者(2〜3年)
→案件を探す
→なるべく多くのエージェントに登録する。
セキュリティエンジニアが会社員からフリーランスになるメリット・デメリット
メリット
・年収が上がる
・仕事内容が選択できる
→大きな会社での仕事が経験になる
→新しい技術を取り入れている会社だと、新しい技術に触れられる
・職場が選択できる
→人間関係
→
デメリット
・雑務が増える
・給与の補償がない
・社会的信頼が下がる
セキュリティエンジニアの将来性について
年々巧妙化しているハッキングやクラッキングといったセキュリティリスクへの対策と、個人情報保護法のために、フリーランスのセキュリティエンジニアの需要は安定して高いです。
セキュリティリスクへの対策は企業にとって急務ともいえるものですが、巧妙化・高度化したハッキングやクラッキングに対抗しなければなりません。しかし、企業内に対策を十分に行えるだけのセキュリティエンジニアは少なく、社内育成や中途採用にも限界はあるので、フリーランスのセキュリティエンジニアが重宝されています。
まとめ
フリーランスのセキュリティエンジニアについて、ご紹介しました。セキュリティエンジニアになるには、セキュリティに関する知識だけでなく、ITに関する幅広い知識やスキルが求められます。しかしながら、ITが発達し情報社会となっている現代においては、セキュリティエンジニアはなくてはならない、重要な役割を持つ職業といえるでしょう。
今後さらなるITの発展が見込まれている現代において、確かな将来性を持っている職業ですので、フリーランスのセキュリティエンジニアを目指してみてください。
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