会社勤めからフリーランスとしての活動を始めるにあたり、仕事探しの強い味方になってくれるのがエージェントです。今回は現役フリーランスの立場から、エージェントを徹底比較し、メリットやデメリットを分かりやすく説明します。ぜひ、自分の働き方と照らし合わせ、その必要性を検討してみることをおすすめします。
仕事探しの強い味方!フリーランスエージェントとは
フリーランスエージェントは、営業から契約締結までの業務を代行してくれるサービスです。フリーランスはクラウドソーシングサービスや知り合いからの紹介で仕事を探すのが一般的ですが、エージェントはその負担を軽減してくれます。
フリーランスが持ち合わせているスキルの確認や案件紹介、面談への同席やスキルシートや価格交渉など、エージェントは活動を始めたばかりの方が苦手に感じやすいポイントを補ってくれます。
また、仕事探しという点で行動されがちなクラウドソーシングサービスと比較すると、週3〜5日程度企業に常駐する案件を取り扱っている会社が多く、会社員で言うところの人材派遣会社のようなイメージに近いのがフリーランスエージェントと言えます。
フリーランスエージェントのランキング!
フリーランスからの評価が高い3つのエージェントを紹介します。
フリーランスで働くと決めたときには、タイミングよっては、1つのエージェントのみ紹介が可能な案件があるため、これから紹介する全てのエージェントに登録を行い、案件を紹介してもらうという方法をオススメします。
1位:レバテックフリーランス
当サイトからの申し込み数が最も多い「レバテックフリーランス」は、私も何度かクライアントを紹介したもらったエージェントです。
レバテックフリーランスは取引社数5,000社以上という実績を誇っており、非常に多くのフフリーランスから支持されている定番のフリーランスエージェントです。
エージェントとしては総合力がかなり高く、契約する上で重要な「案件数」「対応職種」「サポート」「単価」「対応エリア」の5つの要素全てが高水準。
幅広いジャンル・単価の案件数があり、フリーランスとして活動を始めたばかりの方も自分にあった案件が見つけやすくなっています。
さらに、レバテックフリーランスはサポートが充実しているのも初心者におすすめできるポイント。税理士紹介や確定申告セミナーなど、会社員からフリーランスなったばかり方へのサポートが充実していますよ。
オンラインカウンセリングや、翌月15日支払いという支払いサイト(長い場合は翌々月末)も用意されており、はじめに契約するエージェントとして、最もおすすめな会社です!
2位:PE-BANK
当サイトからの登録者数が2番目に多い「PE-BANK」は、私が初めてフリーランスの契約をお願いしたエージェントです。
エンジニア系の案件が多いこと、手数料が全てオープンになっているところが特徴です。
契約期間が伸びれば、手数料が下がっていく仕組みになっているので長期的なお客様が見つかれば非常にお得なエージェントとなっています。
定期的に、全国で適職フェア(相談会)を行っており、市場動向やキャリアプランに関するご相談もお答えしてもらえるので、キャリアプランに悩まれているフリーランスの方も一度相談されてはいかがでしょうか。
さらに、確定申告のサポートなどの税務相談から、健康診断のサポートなど多岐にわたるサポートも充実しています。
総合的に高評価のエージェントで、エンジニアの仕事を探している方、長期的なクライアントお仕事をされたい方におすすめのエージェントです。
3位:TechStock(テックストック)
当サイトからの口座開設数が3番目に多い「TechStock(テックストック)」は、私が現在のクライアントを紹介してもらったエージェントです。
紹介してもらえる案件の内、プライムベンダー案件が全体の93%なので高額な案件も多数あり、フリーのコンサルタント・ITエンジニア方が高待遇・高報酬を狙うときにおすすめのエージェントです。
担当してくれるエージェントさんも、私の要望(単価等)をクライアントさんとの間に入り調整してくれるので安心してお仕事を任せられるエージェントさんです。
また、請求処理や稼働報告のツール化されているので、月次の面倒な作業もスムーズに行えます。
総合的に高評価のエージェントで、本格的にフリーランスとして高単価を獲得したい方、コンサルタントへの転身をお考えの方におすすめのエージェントです。
フリーランスエージェントは他にもたくさんある
フリーランスエージェントは他にもたくさんあります。
案件を獲得し、より高い単価で仕事をするためには、できるだけ多くのフリーランスエージェントに登録して情報をたくさん集めることが大切です。
自分を『引く手あまたの状態』にできれば、より良い条件のオファーに応じることが可能になるのです。
未登録のフリーランスエージェントがあったら、これを機にもれなく登録しておきましょう!
フリーランスエージェントならではの4つのメリット
色々とエージェントさんを紹介してきましたが、フリーランスの視点ではどのような点にメリットがあるのでしょうか?
まずは、多くのフリーランスが実感しているとされる利点から説明していきましょう。
メリット1:仕事探しを代理できるので本業に専念できる
フリーランスエージェントを利用することの1つ目のメリットが、仕事探しを依頼し、本業に専念できることです。会社などの組織であれ、営業と実務が分かれているのが基本ですが、フリーランスは仕事探しから業務までのすべての工程を1人でこなさなければなりません。
どのくらいの時間を業務に充てられるかが評価に直結するため、本業に専念できる環境のサポートをするエージェントは非常に心強い存在となるはずです。
メリット2:フリーランスとしての市場価値を高められる
市場価値を高められることもフリーランスエージェントを利用するメリットの1つです。特定の業界でこのくらいのスキルや資格をもっていれば月収30万円といった相場のある会社員と比べ、自分のコミュニティがなければ、市場価値を比較することすらできないのがフリーランスの難点です。
そんな状態に陥ってしまいがちなフリーランスを適切な単価の仕事に導き、将来的なキャリア形成に関するアドバイスをしてくれるのも、フリーランスエージェントならでの魅力です。
メリット3:継続した仕事が契約できる
会社員で言うところの人材派遣会社がエージェントであるため、フリーランスが不安を抱きがちな仕事の安定性についてもしっかりとサポートしてくれます。
週3〜5日程度企業に常駐する案件を取り扱っている会社が多いフリーランスエージェントですが、プロジェクトが終わるごとに仕事を探さなければならないという点では、クラウドソーシングサービスと変わりありません。
しかし、エージェントが案件の終了時期を見込み、早い段階で次の案件へのアプローチを計画してくれているため、不安な時間を減らすことができるのです。
メリット4:フリーランスにはありがたい福利厚生があることも
依頼するフリーランスエージェントによっては、スポーツクラブの優待利用や人間ドッグや検診費用優待などの福利厚生を設けていることがあります。
一昔前までは福利厚生は会社員の特権と考えられていましたが、働き方が変化してきたことで、フリーランスにその権利を提供するエージェントが増えてきています。
フリーランスエージェントの2つのデメリット
フリーランスにとって多くのメリットが期待できるエージェントですが、すべてが好都合というわけではありません。
自分で仕事を探すことができる、新しい仕事にチャレンジしたいというフリーランスにとっては、エージェントを使用することがデメリットになってしまうこともあることも把握しておきましょう。
仲介マージンを支払う必要がある
フリーランスよってデメリットになってしまう可能性がある1つ目のポイントが、エージェントに中間マージンを支払う必要があることです。
エージェント経由で得た仕事は、平均的に毎月の契約料の10〜35%を仲介料として支払わなければならず、直接クライアントから仕事を受注できるフリーランスは仕事の単価を下げることに繋がります。もちろん、仲介料を調整してもらうことも可能ですが、目のこえたエージェントを納得させるほどのスキルや交渉力が必要になることは、あらかじめ把握しておきましょう。
クラウドソーシングサービスのシステム利用料の相場が報酬の20%ほどであるため、自分にあったメリットを見つけられない状態でフリーランスエージェントを利用し続けると、対価に対する不満を早い段階で感じ始めてしまうはずです。
過去の経験した業務以外に仕事ができない
過去に経験した業務以外に仕事ができないことも、フリーランスエージェントを利用することのデメリットです。言わずもがなではありますが、エージェントは優秀なフリーランスを企業に紹介することが仕事であり、エージェントの実績となります。
そのため、新しいことにチャレンジしやすい環境であるはずのフリーランスでも、未経験の仕事を受注することは基本的にできません。まれに未経験可の案件も存在しますが、単価が低く、会社に赴いく時間や労力を考えると利点はないと言えるでしょう。
まとめ
フリーランスエージェントは、営業から契約締結までの業務を代行してくれるサービスであり、フリーランスには次のようなメリットが生まれます。
- 仕事探しを代理できるので本業に専念できる
- フリーランスとしての市場価値を高められる
- 継続した仕事が契約できる
- フリーランスでありながら福利厚生があることも
ただし、フリーランスのこだわりによっては、次のようなデメリットが浮き彫りになってしまうこともあります。
- 仲介マージンを支払う必要がある
- 過去の経験した業務以外に仕事ができない
私は、フリーランスとしての専門スキルを伸ばすためエージェントを利用することをオススメしてます。また、エージェント経由で仕事を探すときのポイントとしては、全てのエージェントに登録をして案件を紹介してもらうことです。
案件は、魚と同じで旬ものです。様々なエージェントに登録することでA社にはない案件がB社から紹介してもらえたり、色々なエージェントに依頼して自分にあったエージェントを探していきましょう。
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