さて皆さんの中には「ここ最近、上京を意識しはじめている」「東京で住むって実際、どうなんだろう?」と考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな思いを抱えた方のために、「上京って実際のところ、どれくらいのお金がかかるんだろう?」といったことを説明して参ります。
フリーランスの皆さんへ。上京にあたっての気になるお金事情について
上京する時に必要なお金の相場としては、一般的には以下のように言われています。
- 引っ越し代…4〜15万円
※目安は『東京〜大阪(約500km)』で、約5〜9万円 - 家具家電・日用品代…5〜30万円
- 賃貸の新規契約代…家賃の4ヵ月分程度
幅があるため何ともイメージが付きづらいかと思いますが、ザックリ見積もると『50万円ほどの資金』があれば十分に上京資金をまかなえます。
もちろん中には「10万円もかからなかった」なんて人もいます。元々家具を持っている人や、住む場所にこだわりがない方だと、こういったことも可能です。
細かなリストやその費用が気になる方は、以下の記事などを参考にしてみてください。
上京の費用をおさえる方法
実際にどれくらいの費用がかかるのかは、その人によってピンからキリなのが正直なところ。ここでは、比較的多くの人に参考になる、『上京費用の抑え方』について見ていきたいと思います。
例えば、以下の方法が挙げられます。
- 礼金がかからない物件を選ぶ
- 家具家電付きの物件に住む
- シェアハウスも選択肢のひとつ
それぞれ順を追って説明していきます。
礼金がかからない物件を選ぶ
賃貸契約をするにあたっては
- 『敷金』
- 『礼金』
- 『仲介手数料』
が基本的な物件でかかってきます。
その中で『礼金』をピックアップして説明すると、これは、オーナーさんに対して「入居させていただいてありがとうございます」という、謝礼の意味を込めて払うお金です。
ただ現実問題として、家に住む人にとっては、これといったメリットはありません。それだけに、選べる物件数は減りますが、「引っ越し費用をとにかく抑えたい」なんて方は、『礼金ゼロ物件』を中心に探した方が良いでしょう。
また仲介手数料も、不動産会社によっては家賃の半月分(※一般的には家賃の1ヵ月分)なので、そちらも抑えることは可能です。
家具家電付きの物件に住む
他人のモノでも気にならない方は、家具家電付きの物件がとてもオススメです。
筆者自身もその経験者の一人です。家具家電をイチからそろえる必要がないのと、モノを移動させる必要がなくなるため、引っ越し費用も節約することができます。
あと、仮に収入が増えて「家を変えたい」と思った時は、フットワーク軽く転居することができます。その際に心機一転で、新しい家具家電を取りそろえることができるのは、人によってはかなりのメリットです。
シェアハウスも選択肢のひとつ
シェアハウスも、決して悪い選択ではありません。シェアハウスの場合も、生活に必要なモノは、ほとんどが事前に備わっているケースが多いからです。
加えて、敷金・礼金・仲介手数料といった初期費用が、『普通の賃貸物件よりも低い』、もしくは『一円もかからない』傾向にあります。
シェアハウスの物件は、以下のサイトから見つけている方が多いです。
忘れてはならないのが、初期費用を払って終わりではないこと
言うまでもありませんが、引っ越してからは、毎月の家賃や光熱費などが、コンスタントに発生します。
とりわけフリーランスは、収入が安定しない働き方です。現状の収入 or その先の見込み等の見込みが、全くついていない場合は注意が必要です。
それでも、上京した方が良い人
先ほど言った通り、お金などの面で、苦労することがあることは間違いありません。それを踏まえた上で、「上京した方が良い」というケースを見ていきたいと思います。
対面の仕事が好き・多い人
例えば取材ライターという職業を見た場合、(内容によりますが)案件・求人数が多いのはやはり東京です。
物理的に人の数が多いので、会える人・行われるイベントの数も、他の地域を圧倒しています。
リモートワーク中心の案件であっても、時には「直接会って打ち合わせしたい」なんてケースもあるはずです。そのクライアントは、高確率で東京に拠点を構えていますので、「会おうと思えば、会える」というのも、大きなメリットと言えます。
単純に東京の地で生活したい人
中には「なんか分からないけど、とりあえず東京に住んでみたい」なんて方もいるでしょう。
確かに、毎月の家賃等を考えれば「住みたい」という気持ちだけでは、どうにもならない部分もありますが、シンプルに「東京に住んでみたい」と思ったら、住んでみるのが一番です。
東京に限りませんが、「慣れ親しんだ街を出て生活をしたい」という感情は、そう頻繁に訪れるものではありません。感情のおもむくままに…とまで言うと無責任かもしれませんが、それも立派な動機としてとらえても、良いのではないでしょうか。
まとめ
リモートワークの時代で、どこに住んでいても仕事ができるようになりました。
そういうと、なんとなく「地方に住む」ことに直結しますが、『どこにでも住める』のですから、それは東京であっても良いのです。確かに東京は家賃が高かったり、人の数が多かったりで、地方にはない大変さもあります。
ただその分東京には、他の地域では味わえない刺激や出会いがたくさんあるのは間違いありません。
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