会社に勤務するAIエンジニアの方でも、独立してフリーランスになる道を考えることがあるのではないでしょうか。
しかし、フリーランスではどれくらい稼げるのか、単価や年収の相場がわからなければ、決断は難しいところです。また、独立するにあたっては、AIエンジニアの仕事やPythonを用いたプログラミングの今後の需要と、案件獲得までのステップを知る必要があります。
この記事ではフリーランスのAIエンジニアについて、気になる単価や年収相場、案件獲得の方法などを解説しています。AIエンジニアとして独立を考えている方は参考にしてください。
フリーランスAIエンジニアの単価・年収相場
引用:フリーランススタート
フリーランス向けのエンジニア・IT系求人情報を掲載するフリーランススタートによると、AIエンジニアリングで用いられる言語「Python」の案件単価は12〜200万円、単価平均は69.4万円で、中央値は70万円です。平均と中央値の乖離が少ないので月額70万円と考えるなら、フリーランスのAIエンジニアは年収840万円を見込めるでしょう。
ただし、平均的な報酬の案件でも、大半は3〜5年以上の実務経験を求められます。最低でも3年以上Pythonを扱ってきた実務経験がないと応募できない求人が多いので、注意してください。
また、リモート可能な案件は全体の35%で、Pythonを扱う仕事は常駐が多い傾向です。特に、リーダーやマネージャーポジションになると、案件によっては頻繁に出社しなければなりません。
地域別で見ると、東京の案件が4,600件以上あるのに対し、それ以外の地域で300件を超えるところはありません。地方に住んでいる方がフリーランスとして働く場合は、リモート案件を中心に探していくのが良さそうです。
会社員のAIエンジニアの単価・年収相場
引用:求人ボックス
会社員として働くAIエンジニアの年収は平均545万円、月給では45万円程度となっています。年収は350万円以下~1,000万円以上まで幅がある(2022年現在・「求人ボックス」参照)ので、スキルや経験、勤務年数による差も大きいようです。
この結果だけを見ると、フリーランスのほうが高額な月額報酬を得られるように見えるかもしれません。しかし、会社員とフリーランスとでは、仕事の安定性や福利厚生面の違いもあります。
会社員ならば毎月一定の給与が保証され、昇給・賞与も期待できます。一方フリーランスは、仕事が途切れてしまうと即収入が減少してしまいます。また、会社員には、業務上必要な経費や備品の支給・貸与もあります。フリーランスは仕事で必要な経費も含めて自己負担なので、単純に年収額だけでは比較できません。
ライフスタイルや個人の性格によって、フリーランス向きか会社員向きかも変わってくるでしょう。「最高で月額200万円稼いでいる人もいる」という部分だけではなく、デメリットも考慮した上で、フリーランスの道を選択しましょう。
会社員との働き方の乖離が心配だという方は、副業から始めてみるのもおすすめです。
フリーランスAIエンジニアの案件・求人動向
AIエンジニアの案件は、IT系の職種を紹介するエージェントが多く取り扱っています。
フリーランスエンジニア向けのIT求人を扱う「フューチャリズム」には、260件を超えるAIエンジニア案件があります。フューチャリズムはエンジニア系エージェントの中でも未来志向型のサービスで、数年後にも淘汰されにくいエンジニア案件を揃えています。
東京エリア限定ではありますが、360件以上のAIエンジニア案件を扱う「エンジニアスタイル東京」もチェックしておきたいエージェントです。「Midworks」や「フリーランススタート」なども、他エージェントに比べてAIエンジニア案件が多いので、併せて活用しましょう。
非公開案件も含めると、さらに選択肢は増えるはずです。複数のエージェントを積極的に利用し、自分に合ったAIエンジニア案件を獲得したいものです。
引用:求人ボックス
上記の通り、求人ボックスにおけるAIエンジニアの求人情報も、増加傾向にあります。Pythonを用いるAIエンジニアの案件が増えたのはここ5年ほどのことで、発展し始めたばかりの業界です。
フリーAIエンジニアにおすすめの資格に「Python3エンジニア認定データ分析試験」がありますが、この資格も2020年6月に始まったばかりです。
人工知能・ビッグデータ解析・機械学習などの市場はまだ広がり始めたばかりで、AIエンジニアの需要は今後加速度的に高まっていくでしょう。
高単価のフリーランスAIエンジニアとなるのは簡単なことではありませんが、現状は人手不足で競争力が低い業界でもあります。これからフリーランスAIエンジニアを目指す方は、後述する案件獲得方法や高単価を狙う方法をぜひ参考にしてください。
■データサイエンティストのインタビュー
フリーランスAIエンジニアの仕事内容
働き方 | リモート可能(リモート35%・常駐65%) 平均以上の単価の場合週5に稼働の案件がほとんど |
---|---|
平均年収 | 840万円 |
活動エリア | 東京都を中心に、関東圏、名古屋、大阪府など |
求められるスキル | Pythonに関する知識・技術 機械学習やディープラーニングの知識 コミュニケーション能力 自己管理能力 |
案件の探し方 | 人からの紹介 クラウドソーシング フリーランス向けエージェントの利用 |
ポイント | Pythonを扱うAIエンジニアの案件は、常駐案件が多い。週3日以下の働き方の案件は少ない。高単価な案件を受注するには経験だけでなく関連知識も必要。 |
AIエンジニアの仕事内容は、主に下記の3つに分かれます。
・Pythonなどの言語を使用した「AI開発」
・AIにデータを加えて精度を上げる「学習」
・運用中のAIを検証し、より精度を上げる「分析」
「AI開発」には主にPythonというプログラミング言語を用います。AI開発では人間が自然に行うタスクをコンピュータに学習させる機械学習「ディープラーニング」が主流ですが、そのライブラリで使用される言語がPythonです。
開発したAIの「学習」や「分析」はAIの精度を高める仕事です。AIに学習させるためには大量のデータが必要ですが、そのデータ収集や作成もAIエンジニアの仕事の一部です。
これまでAIエンジニアは自動運転などの分野で重宝されてきました。現在AIエンジニアはAIに特化した研究を行う企業でも活躍しています。また、教育機関の研究者としてAI開発に携わるエンジニアも多いです。
政府のAI戦略に伴い、今後もAI技術を求める企業は増えていくと予想されます。AIエンジニアの需要も高まり、より広いジャンルで活躍できるようになるでしょう。
しかし、未経験者が最初からこのような業務に携わるのは難しいことです。即戦力になるためには、Pythonを扱う技術に加え、機械学習・統計学の知識も必要とされます。そのため、まずはAI関連企業にITエンジニアとして就職し、サポートの立場でAIに触れる機会を増やし、AIエンジニアを目指すケースも多いです。
フリーランスAIエンジニアの口コミ・評判
フリーランスのAIエンジニアに関する、口コミや評判を見てみましょう。Twitter上で見られた、良い意見・悪い意見をそれぞれ紹介します。
フリーランスのAIエンジニア良い口コミ・評判
場所・時間に縛られない人生になった
AIエンジニアが足りていないから重宝されている
フリーランスAIエンジニア給料良すぎ
“新卒どこも時給2~3000が良いとこなのに弊社成果報酬込みで最低時給4000は出てるからええやん!って思ってたけど、フリーランスAIエンジニアってこの倍どころじゃないらしい、ワーオ”
引用:Twitter
フリーランスのAIエンジニアの高額報酬に関する口コミです。すでにお伝えした通り、フリーランスAIエンジニアの平均月収は約70万円です。月の稼働時間が160時間だとすると、時給は4,000円を超える計算になります。稼働時間が短い場合や単価が高い場合、より効率よく稼ぐこともできるでしょう。ただし、全てのAIエンジニアが平均以上の単価で稼げるわけではありません。高単価の案件を獲得するためには、スキルアップが必要です。
場所・時間に縛られない人生になった
大学に入った時に出会った先輩
「化学は面白いけど、俺はAIエンジニアとして生きてく」
当時は何言ってんだ?専門で就職するのが当たり前じゃんって理解出来なかったけど、今はすごくわかる.
本当に場所・時間に縛られない.
その人は今クアラルンプールでフリーランスやってます😌
#エンジニア
引用:Twitter
「フリーランスAIエンジニアとして場所・時間に縛られずに働いている」という口コミです。すでにお伝えした通り、AIエンジニアの案件は常駐のものが65%を占めていました。しかし、なかには場所や時間に縛られず、海外で AIエンジニアとして活躍している人もいます。場所や時間に縛られずに働けるケースばかりではありませんが、スキルや経験が豊富なエンジニアであれば、高待遇で融通の利く案件を獲得できる確率が高まるでしょう。
AIエンジニアが足りていないから重宝されている
今、AIエンジニアが足りていないらしい。特にフリーランスの。AIエンジニアは中々外に出てこず、大企業や研究機関が抱えている。 足りてないからAI系の研究室の大学生もインターンなどで重宝されているらしい。 AIフリーランサーの流れ来てるで!
引用:Twitter
今後はAIを専門的に研究する機関や企業だけでなく、さまざまなジャンルでAIエンジニアの需要が高まると予想されています。現在はインターンなどでも重宝されており、現時点でPythonなどの知識がある人には大きなチャンスがあるでしょう。
フリーランスのAIエンジニア悪い口コミ・評判
フリーランスとしての報酬額や今後の需要に期待が持てるAIエンジニアですが、ネガティブな意見もあります。
AIそのものの信頼や実績が足りない
豊富な知識と技術が必要
機械学習の基礎的な部分を分かっていないと理解が難しい
プログラミング初心者の人で、「AIに興味があるからPythonを勉強したい」という方がいるんですが、やめておいた方がいいです。PythonでAIエンジニアになれる訳じゃなくて、AIとは機械学習なんです。理系の大学で数学とか統計とか機械学習の基礎的な部分を分かっていないと理解が難しい
引用:Twitter
「AIはPythonだけでなく数学や統計の知識も必要であり難しい」という意見です。Pythonなどのプログラミング言語はAIエンジニアに必須のスキルですが、同時に機械学習全般に関する知識や数学・統計学の知識も求められます。
いくら今後需要が高まる分野でも、生半可な気持ちで臨むのは難しいようです。AIエンジニアとして成功するためには、相当量のインプットが必要です。
AIそのものの信頼や実績が足りない
AIエンジニアというかAIそのものがそもそもビジネスサイドからの信頼を得れてない部分があるし、世の中的にもちゃんと実績作っていかないと人材市場自体が消失しかねない。安いという批判もあるけど、世の中的には安心して大金を払えるほどの成果を出してない。自戒も込めて。
引用:Twitter
AIエンジニアの今後を危惧する口コミです。AIエンジニアへの期待感は高く、今後の需要も拡大すると予想されています。一方で「さまざまな分野でAIエンジニアが活躍するほどには、AIそのものの信頼や実績が足りない」という意見もあるようです。
期待感は強まっている分野ですが、AIエンジニアが高単価で安定的に稼ぎ続けられるという保証はありません。AIエンジニアとしてのスキルを磨きつつ、時代の変化を注視していく必要がありそうです。
豊富な知識と技術が必要
画像系メインでやってきたからpandasとかTensorflowのデータセット作るのに眺めた程度の知識で本当にAIエンジニア名乗っていいのか不安になる
引用:Twitter
現状ではAIエンジニアは人手不足と言われている一方で、需要の高まりに伴い、今後競争率が上がっていくことも予想されます。
高単価の案件を獲得しフリーランスAIエンジニアとしての地位を確立するためには、豊富な知識と技術が必要になっていくでしょう。
フリーランスのAIエンジニアが案件を獲得する方法
フリーランスのAIエンジニアとして案件を獲得する方法は、紹介や直営業、クラウドソーシングのほかに、エージェントサービスの利用があります。
知人からの紹介や直営業
第一に考えられるのは、知人の紹介や直営業によって仕事を獲得する方法です。同業者の繋がりや独立前の人脈で仕事を紹介してもらうエンジニアもいれば、AIエンジニアを必要としている会社へ直接営業するエンジニアもいます。
地道な方法ですが、直接契約なのでマージンを取られずに報酬を得られるという点は、大きなメリットです。
デメリットとしては、案件の選択肢が限られること、大企業がフリーランスと個人契約してくれる可能性が低いことなどが挙げられます。
クラウドソーシングで仕事を探す
エンジニア業界全体として、近年、クラウドソーシングを使った仕事の受発注が増えています。手軽に仕事を受けやすい点がメリットですが、案件によって仕事内容や報酬の差が大きい点がデメリットです。競争率も高く、条件の良い案件を見つけるのは簡単ではありません。
クラウドソーシングは、フリーランスとしての実績作りや副業に活用するのがおすすめです。また、クラウドソーシングで受注した仕事だけで生計を立てるのは難しいかもしれません。
クラウドソーシングを使う場合は、他の案件獲得方法も併用していくと良いでしょう。
【おすすめ】フリーランス向けのエージェントに登録する
フリーランスAIエンジニアとして仕事を獲得するなら、エージェントを積極的に利用しましょう。フリーランス向けで、エンジニア職に特化した案件を扱うエージェントもたくさんあります。
Pythonを用いるAIエンジニアの仕事が豊富なエージェントを活用すれば、営業活動の手間が省け、条件の良い案件を受注できるでしょう。
次に、AIエンジニアの案件が特に多いエージェントでの求人検索方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
エンジニアスタイル東京の案件検索方法
エンジニアスタイル東京で「AIエンジニア」の案件を検索する場合は、公式サイトのホーム画面右上にある「案件検索」をクリックします。
案件一覧ページ上部の検索窓にある「詳細検索」をクリックし、さらに「職種」をクリックします。次に「AIエンジニア」の項目にチェックを入れて「検索をする」をクリックしましょう。
AIエンジニアの案件一覧が表示されたら、「単価」「エリア」「こだわり」などの条件を絞り込んで再検索することもできます。
フューチャリズムの案件検索方法
Futurizm(フューチャリズム)で「AIエンジニア」の案件を検索する場合は、画面上部のメニュー「言語から探す」にカーソルを合わせます。
ここで「Python」を選択して、求人情報を検索しましょう。
左側のメニューの言語選択から「Python」を選んでも同様に絞り込めます。フリーワードや希望条件を入力し、さらに細かく絞り込むこともできます。
Midworksの案件検索方法
Midworks(ミッドワークス)で「AIエンジニア」の案件を検索する場合はまず、「案件一覧」のページを開きます。続いて、条件変更の一覧から「スキル」の「Python」を選択しましょう。
するとPythonを用いるAIエンジニアの案件が表示されます。条件変更時に単価や出勤回数を選択することで、より詳細に絞り込むことができます。
BIGDATA NAVIの案件検索方法
BIGDATA NAVIで「AIエンジニア」の案件を検索する場合はまず、「フリーランス案件一覧」をクリックします。続いて右側の条件変更セクションで「職種」をクリックし、「AIエンジニア」にチェックを入れると、AIエンジニアの案件を表示できます。
単価や出勤回数などの項目にチェックを入れることで、さらに絞り込むこともできます。
フリーランススタートの案件検索方法
フリーランススタートで「AIエンジニア」の案件を検索する場合はまず、案件検索ページで「職種でフリーランス求人・案件を探す」の項目までスクロールします。その中の「AIエンジニア(人工知能)」をクリックすると、AIエンジニアの案件が表示されます。
AIエンジニアの案件一覧ページでは、単価やエリアでの絞り込み検索もできます。
高単価のフリーランスAIエンジニアを目指すには
高単価案件を受注できるフリーランスAIエンジニアを目指すには、いくつかポイントがあります。
今後のAI業界の動向を注視しながら、多岐にわたる知識・スキルを身につけ、積極的に高単価案件を狙っていきましょう。
Pythonなどプログラミング言語を使いこなす
フリーランスAIエンジニアとして高単価案件を獲得するには、 Pythonなどのプログラミング言語を使いこなすことが重要です。
PythonはAI開発において主流となっているプログラミング言語であり、AIエンジニアの必須スキルです。AI開発に携わるエンジニアとしては、Pythonによる開発スキルでライバルに差をつけたいものです。
Pythonに加えてCやC++が用いられるケースも多いため、これらのプログラミング言語を使いこなすことも重要です。
今後、Pythonを活用してAI分野に進出する企業は増えていくことが予想されています。Pythonの学習は、フリーランスAIエンジニアとして活躍する上で避けては通れない道です。「Python3エンジニア認定データ分析試験」などの資格を取ることも視野に入れておきましょう。
機械学習やディープラーニングの知識・スキルを身につける
フリーランスAIエンジニアは、 機械学習の知識を身につけることも重要です。 機械学習の中でも、ディープラーニングという技術はAI開発に欠かせないものです。
ディープラーニングにはTensorFlow、PyTorch、Kerasなどのライブラリがあるので、これらを活用する知識・技術も必要です。
さらに、AI開発には数学や統計学の知識も欠かせません。ディープラーニングの勉強とともに、これらの分野の知識も身につける必要があります。
AIの基本要素であるディープラーニングですが、ディープラーニングの知識を身につけているエンジニアはまだ多くありません。ディープラーニングについて精通していれば、AIエンジニアとしての専門性や対応力が高まり、高単価案件を獲得できるチャンスも増えるでしょう。
リーダーや戦略など上流工程の案件に参画する
高単価のフリーランスAIエンジニアを目指すためには、開発・企画などの上流工程の案件に参画するのもおすすめです。既述の通り、フリーランスAIエンジニアの月額平均単価は約70万円です。
しかし、なかには100〜200万円ほどの高単価で働いているエンジニアもいます。このような高単価案件は、開発や企画段階から参画するものが多いです。
AI開発において、プログラミングでシステムを作ったりテストを行ったりする下流工程は、 AIエンジニアの基礎となる作業です。まずはこの工程で経験を積んで知識・スキルを高める必要があります。その上で、より高単価のフリーランスAIエンジニアになるために、開発や企画など上流工程への参画にもチャレンジしてみましょう。
未経験でもフリーのAIエンジニアになれる
未経験者でも、開業届を出して独立すれば、フリーランスAIエンジニアを名乗ることができます。しかし、フリーランスで安定して仕事を受注できるかは別問題です。
AI分野ではPythonやディープラーニングに関する専門知識やスキルが必須なので、未経験からフリーランスで仕事を受注するのは難しいでしょう。
フリーランスAIエンジニアになるには、Pythonやディープラーニングに関する知識・スキルが必須です。そのため、まずは会社員としてAI関連企業に就職し、最低でも3年程度の経験を積んで、知識を蓄えましょう。その過程でPythonやディープラーニングに関する資格を取ったり、副業に挑戦したりすることをおすすめします。
AIエンジニアの将来性
近年、政府のAI戦略に伴い、AIに対する研究が進んでいます。ビッグデータ解析や機械学習・人工知能への関心が高まり、AI分野に参画する企業も増えています。未知の部分も多い分野だからこそ今後の成長が見込まれ、AIエンジニアの需要も高まると予想されています。
このようなことから、AIエンジニアは将来性の高い職業と言えます。
現在では、AI需要の高まりに対し、AIエンジニアが不足している状況です。個々のAIエンジニアにも期待がかかっており、今からAIエンジニアを目指すのも決して遅くはありません。実際、AI系のフリーランスエンジニア求人が増え始めたのは2018年頃からで、まだまだ発展途上の分野です。
AIエンジニアとして活躍するために必須のPythonは、今すぐにでも勉強し始めることをおすすめします。また、ディープラーニングやデータ分析、数学・統計学などを包括的に勉強することで、AIエンジニアとしてライバルに差をつけることもできます。
今後は、AIエンジニアを育てる教育者としての仕事も増えていくと予想されます。AIエンジニアとしての知識が必要とされる機会が増えるため、近い将来、AIエンジニアの活動の場はより広がっていくはずです。自分にとって最適な仕事を得るため、世の中の動きを注視しながらインプットを続け、柔軟に対応していきましょう。
未知のことも多いAI分野は、学びの連続です。フリーランスAIエンジニアになったら、自分から情報を得て、必要な知識をアップデートしていかなければなりません。受け身では学習機会を得られず、エンジニアとして成長できないでしょう。将来性のある分野とは言え、ただ仕事をこなすのではなく、時代に取り残されないよう積極的に学ぶ努力が必要です。
まとめ
フリーランスのAIエンジニアの単価相場は月額70万円程度であり、年収にすると840万円ほどです。AI需要の高まりに伴い、AIエンジニアの仕事も増加傾向にあります。したがって、AIエンジニアは将来性のある職業と言えます。
AIエンジニアには、Pythonやディープラーニング、数学・統計学やデータ分析などさまざまな知識・スキルが求められます。
フリーランスとして高単価の案件を獲得するためには、知識・技術などでライバルに差をつけた上で、エージェントを活用するのがおすすめです。
今回ご紹介したAIエンジニアの求人情報が豊富なエージェントを利用すれば、クラウドソーシングや直営業では獲得できない高単価案件を、効率よく獲得できるはずです。将来性の高い分野だからこそ積極的に学習を続け、仕事の途切れないフリーランスAIエンジニアを目指しましょう。
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