フリーランスで働くにあたり、クライアントと直接やりとりをするためのメールアドレスは必要不可欠ですが、
- Gmailでも問題ない?
- おすすめの作り方や決め方はある?
このような疑問を持つ方も多いと思います。
メールアドレスは名刺にも載せる大切な情報。クライアントが問い合わせをするときに必ず目にする「窓口」ですので、信頼につながるメールアドレスを持ちたいですよね。
この記事では、これからメールアドレスを作ろうと考えているフリーランスに向けて、おすすめの作り方やメールアドレスの決め方を解説します!
【メールアドレスの決め方】フリーランスが独自ドメインのメールアドレスを持つべき理由
フリーランスには「独自ドメイン」のメールアドレスをおすすめします。
独自ドメインとは、簡単に言うと「GmailやYahooメールなどの誰でも作れるフリーメールではなく、有料で取得する自分だけのメールアドレス」です。
フリーランスが独自ドメインのメールアドレスを持つべき理由は3つです。
- 個人のブランディングにつながるから
- イメージアップ、信頼につながるから
- 自分の自信につながるから
それぞれを詳しく解説していきます。
フリーランスとして個人のブランディングにつながるから
会社のブランド力を使える会社員と違い、フリーランスになると「この人に仕事をお願いしたい」とクライアントから思われるように個人を「ブランディング」していく必要があります。
そのブランディングのひとつが、「問い合わせの窓口」となるメールアドレスです。
誰でも使えるフリーメールの「○○○@gmail.com」などよりも、独自ドメインのメールアドレスの方が自分をアピールできるという点で歴然とした違いが出てきます。
イメージアップ、信頼につながるから
誰でも簡単に無料で作れるフリーメールと違い、独自ドメインを取得するには、ドメイン名を考えて有料で取得し、サーバーを契約する必要があります。
手間はかかりますが、クライアントから「しっかりと自分の事業に向き合い、必要な経費を使って仕事をしている」という前向きな印象を持たれるのです。
自分だけのメールアドレスを持つことで自信につながるから
自分だけのメールアドレスを持つと「自信」につながります。出費を抑えるためにフリーメールを使うより、経費を使って自分だけのメールアドレスを作った方が「フリーランスとしてしっかりと稼ごう」と言う気持ちになります。
自分だけのメールアドレスが載った名刺をクライアントに差し出すとき、物腰や態度も変わってきます。
会社員であれば会社から支給されるメールアドレスが使え、副業であればフリーメール使う方も多いでしょう。しかし、フリーランスとして独立をするなら、独自ドメインを取得して事業用のメールアドレスを作る方が、長く仕事をする上でメリットが多いことをお分かりいただけたと思います。
【メールアドレスの決め方】フリーランスのメールアドレスがGmailではNGな理由
世界中で普及しいるGmailなどのフリーメールも「信頼があるのではないか?」と考える方もいると思います。しかし、「ビジネスの場でふさわしくない」と考えるクライアントも一定数いるのです。メールアドレスにGmailをおすすめしない理由とは何か、2点ご紹介します。
クライアントの信頼を得にくいから
フリーメールは、誰でも無料で複数のメールアドレスを持てることからスパムメールに悪用されるのも事実です。
そのため、フリーメールは悪いイメージを持っているクライアントも多く、フリーメールを使っているというだけで不信感につながってしまう場合もあるのです。
経営が苦しいと思われてしまうから
フリーメールを使用しているフリーランスに対して「仕事に必要な経費を使っていない」、「資金繰りが厳しいのでは?」と、マイナスイメージを抱くクライアントもいます。
せっかくビジネスチャンスが巡ってきてもメールアドレスで減点されてはもったいないですよね。
独自ドメインの経費は、ドメイン維持費とレンタルサーバー代を合わせても年間1万円前後。フリーランスとして働くためには、このくらいの自己投資はしていきましょう。
それでは、次の項から具体的に独自ドメインの取得方法とメールアドレスの作り方を解説します。
独自ドメインとは何か?
ここでは、実際に独自ドメインでメールアドレスを作ろうと考えるフリーランスのために、「独自ドメインとは何か」について詳しく解説します。
「ドメイン」とは、インターネット上の「住所」と言い換えることができます。
URL「www.○○○.com」
「○○○.com」の部分がURLのドメイン
同じくメールアドレスのドメインとは、以下のように@以降の部分です。
メールアドレス「xxx@○○○.com」
「○○○.com」の部分がメールアドレスのドメイン
「独自ドメインでメールアドレスを作る」ということは、インターネット上で「住所(ドメイン)」を買い、その住所に「ポスト(メールアドレス)」を設置することと言えます。
独自ドメインの取得は有料ではありますが、安いものだと年間数百円から取得できます。
独自ドメインの取得方法
それでは、独自ドメインを取得してメールアドレスを作る具体的な方法を解説します。
ドメイン取得サービスを利用する
独自ドメインの取得はドメイン取得サービスを利用するのが一般的です。ドメインは他の人と同じものは使えないので、自分が使いたいドメインが使用可能か調べてみましょう。
以下にドメイン取得サービスの例を3社ご紹介します。まずはサイトにアクセスして空き状況を確認してみることをおすすめします。
ドメイン取得サービスの例
メールアドレスの決め方・作り方
メールアドレスは、以下の通りドメインの前半・後半、ローカル部分の3つの部分に分かれています。
xxx@○○○.com
xxx・・・ローカル部分
○○○・・・ドメイン前半部分
.com・・・ドメイン後半部分
それぞれ部分の効果的な作り方とポイントをご紹介します。
ローカル部分の作り方のポイント
ローカル部分は「個人名」、「職種」または「info」などで作るのが一般的です。
自由に作ることができるので、クライアントの印象に残るような単語を入れる人もいます(例えば、好きな食べ物や趣味など)。あくまでもビジネスで使うメールですので、クライアントに失礼にならないよう配慮しましょう。
読みにくく、タイプミスにつながりそうな単語も避ける方が無難です。
ドメイン前半部分の決め方
ドメインの前半部分には、「屋号(名前)や職種」を入れるのがおすすめです。名前と職種が一致すると、クライアントにとって仕事の依頼がしやすくなります。
メールアドレスを打ち込むクライアントの負担を考え、長すぎる単語は控えましょう。
ドメイン後半部分の決め方
ドメイン後半部分には様々な種類があり、ドメイン取得サービスによって扱っている種類が異なります。種類によって値段も様々です。
珍しいものは安価ですが、スパムと判断される恐れがありますので注意が必要です。こちらでは、一般的なドメイン後半部分をご紹介します。
- .com
誰でも使用可能で定番の「商業組織用」ドメインです。企業や個人事業主のドメインとしておすすめ。信用性が高いのが特徴です。 - .biz
ビジネス利用者向けのドメインです。「.com」よりも安価なため、フリーランスに人気があります。 - .net
ネットワーク用のドメインでサイト運営者向きです。 - .jp
日本に住所があれば取得できるドメインですが、年間の使用料が5,000円〜10,000円と高いのが難点です。 - .co.jp
日本国内に登記のある企業のみが使えるドメイン。フリーランスは使えません。
独自ドメインのメールアドレスを使う方法
独自ドメインを取得したら、メールを受信するための「レンタルサーバー」を契約しましょう。
ドメインとサーバーはどちらが欠けてもメールを使えるようにはなりません。取得したドメインをメールだけに使う場合は、ドメイン取得サービスでメールの送受信用のサーバー契約プランが用意されているのでそれを使うのも手です。
将来的に自分のホームページを運営したい場合はレンタルサーバーを別途契約することをおすすめします。
おすすめのレンタルサーバー
まとめ 【フリーランス】メールアドレスの決め方
フリーランスのメールアドレスの決め方をご紹介してきました。
ビジネスチャンスを広げるためにも、独自ドメインのメールアドレスを作りましょう。
フリーランスにとって、メールアドレスはただの連絡ツールではなく、クライアントの信頼を勝ち取るために必要な窓口であることがお分かりいただけたと思います。
「自分だけのメールアドレス」で、自信を持ってクライアントと名刺交換ができるようになりますよ。
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